「ほら、触ってみてくださいプロデューサー♪」

差し出された幸子の臓腑を恐る恐る手に取る。

(あたたかい…)

俺の手の中で、鮮やかなピンク色の腸がトクントクン脈打っている。

さっき食べた朝ごはんが、その内部で消化吸収されている。

紛れもなく、それは幸子の一部だった。

そう考えると愛しくなり、俺は幸子の腸をやさしく撫でた。

「あはっ!くすぐったいですよ!」

思わず身を捩る素振りが可愛すぎて、感極まった俺はつい両手に力を入れてしまった。

ギュム!

いきなり腸を握り潰され、幸子は小さな悲鳴を上げて立ったまま気を失った。

腸から押し出された中身が、幸子の脚の間からボタボタと床に撒き散らされた。