─────これは、罪の告白です。
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当時子供だった俺は、風呂でオナニーを覚えた後、ご多分に漏れず毎日オナニーばかりするガキになっていた。
風呂のジャグジーで精通した影響で、ちんちんに『特殊な刺激を与えることが気持ち良い』と身体が導くまま、一般の人たちが考えるような『指を輪っかにしてシコシコと陰茎を摩擦する』というオナニーの仕方を学ぶ前に、独自のオナニーを覚えてしまっていた。
そうしている間に風呂のジャグジーでするオナニーにも慣れてしまい、新たな刺激を探すようになる。
ある夜、布団の中でちんちんをイジりたくなった俺は、パジャマの中に手を突っ込み、その粗末なものに添え、モゾモゾと動かした。
すると、パンツの布地にちんちんを擦り付けると気持ちが良いことに気づく。
「………」
そのまま高速でちんちんをぷるぷるさせ、パンツに擦りつけまくる。
「………」
ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷる。
「………」
ぷるぷるぷるぷるぷr
「あっ」
ビュクッ……
「………」
大丈夫。パンツは汚れてない。
なぜなら、まだちんちんの皮が剥けていないから。
その皮の『出口』を指で摘んでいれば、出てこないから。
外に。
…………
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その後、パンツの布地にちんちんを擦りつけまくっていた俺だったが、紆余曲折あり、ついに禁断の技法に到達する。
『床オナ』
そう、床にちんちんを擦り付けるオナニー法である。
さて、俺の床オナ法はこうだ。
1.ティッシュを3~4枚ほど取り、近くに置いておく。
2.パンツを太ももまで下げ、ちんちんを露出させる。
3.うつ伏せ状態になり、床面へ皮を剥いていない状態のちんちんを接触させる。
(図1)
※この時、ちんちんの『皮』は絶対に剥かないように注意。
※亀頭を直で床面に接触させると痛いぞ!
4.腰を少し浮かせ、床面に沿って上下にちんちんを動かす。
5.気持ちよさがピークに達したら、ちんちんを床から離す。
6.近くに置いたティッシュに射精する。
この一連の流れを毎日繰り返していた。
馬鹿みたいに。
で。
実家の俺の部屋は2階にあった。
そこは床面がフローリングになっており、実に床オナしやすい環境である。
そこで毎日しこたまやっていたわけだが、ふと目をやると、あるものが目に入った。
黒い岩みたいな。
何か。
大黒柱だ。
うちの実家はかなり古い建物で、とにかく太い大黒柱が家を支えていた。
四角い木で、1辺あたり40cm~50cmくらいの大きさがあり、年季が入っているのか、表面はツルツルとしていて、真っ黒になっていた。まさに大黒柱、といった佇まいである。
実は、大黒柱は天井まで到達しているかといえば、そうではない。
その証拠に、実家の大黒柱も2階の床面を貫通してはいるものの、5cmくらい頂点を覗かせているような形になっており、少々歪ではあるが、その頭は平面になっている。
(図2)
その大黒柱が、俺の部屋の中にあったのである。
「………」
その頭を撫でる。
長い月日を経て人に拭かれたり撫でられたりしてきたのか、一切ささくれ立った部分はなく、ツルツルとしている。デコボコしている箇所はあるが、その凹凸はなめらかである。
「………」
モゾモゾ……
「………」
「………」
ぷるぷるぷるぷるぷる。
「………」
ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷる。
「………」
ぷるぷるぷるぷるぷr
「あっ」
ビュクッ……
「………」
大丈夫。柱は汚れてない。
なぜなら、まだちんちんの皮が剥けていないから。
その皮の『出口』を指で摘んでいれば、出てこないから。
外に。
………
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この後、床オナの後遺症により、普通のオナニーで射精できるようになるまで血の滲むような努力が必要になったことは、また別の話。
ちなみに、俺が今でも包茎なのは床オナのしすぎのせいだと思ってます。
終